とうもろこしの種類

とうもろこしの種類一覧

スイートコーン(甘味種)

一般的に食用として馴染み深い種類スイートコーン

一番馴染み深い品種

一般的に食用として用いられ、「とうもろこし」と呼ばれるのはこちらのスイートコーンです。
近頃、生で食べられる品種も栽培されるようになり、甘さとみずみずしさ、その皮の柔らかさから、まるで果物のように食べられるとうもろこしとして、今注目を浴びています。
スイートコーンにはさらに3つの種類に分けられています。


全ての粒が濃い黄色のとうもろこし

ゴールデンコーン(黄粒種)

全ての粒が濃い黄色のとうもろこしのことをいいます。そのためゴールデンと名付けられた品種が多いです。


小粒でつやがあり粒皮が軟らかく甘みも強いとうもろこし

シルバーコーン(白粒種)

シルバーハニーバンタムと呼ばれることもある白粒種のとうもろこし。小粒でつやがあり、粒皮が軟らかく甘みも強いのでサラダに向いています。


一代雑種で、黄色と白が3対1の割合で入っておりもっとも甘味が強いとされるとうもろこし

バイカラーコーン(バイカラー種)

一代雑種で、黄色と白が3対1の割合で入っています。
アメリカで育成され、もっとも甘味が強いとされ、現在日本のとうもろこしの主流にもなっています。

ポップコーン(爆裂種)

粒の皮が非常に硬くポップコーンを作る際使用するとうもろこし

お菓子のポップコーンを作る際使用する品種

爆裂種は粒の皮が非常に硬いのが特徴。乾燥させることで硬くなるのですが、他の種類のとうもろこしの粒は乾燥させても、ポップコーンほど硬くならないので、お菓子のポップコーンにはなりません。

硬い粒を加熱することで、粒の中の水分が水蒸気となり膨張し、皮が圧力に耐え切れず程よい具合に皮が破れて完成します。

ポップコーン品種一覧

デントコーン(馬歯種)

コーンスターチの原料に使用され家畜の飼料として利用されるとうもろこし

「コーンスターチ」の原料

主に乾燥させて、牛や豚、鳥などの家畜の飼料として利用される種類です。
成長過程で糖分がデンプンに変わってしまうので、そのまま食べることには向きませんが、そのデンプンを利用した「コーンスターチ」は私達の生活のいろいろな場面で使用されています。

フリントコーン(硬粒種)

加工食用・家畜用飼料や工業用に使われるとうもろこし

加工食用・家畜用飼料や工業用に使われる品種

加工して食用または家畜用飼料や工業用の原料に利用される種類です。
角状デンプンと呼ばれる硬いデンプンが粒の全体についているのが特徴で、メキシコ料理のタコス「トルティーヤ」に使われるのがこのフリントコーンです。
爆裂種も、もともとはこのフリントコーンから生まれました。

ワキシーコーン(もち種)

粒の中のデンプンにもち性があり白、黄色、黒、紫などの色のとうもろこし

別名「もちとうもろこし」

粒の中のデンプンにもち性があり、若いうちに収穫して蒸すと、もちもちとした食感があるのが特徴。日本にも数種の在来種があり、白、黄色はもちろんのこと、黒、紫などの色の「もちとうもろこし」として食べられてきました。
完熟させると粒の表面がツルツルになり、ワックスをかけたようだ。ということから名前をつけられたともいわれています。

ソフトコーン(軟粒種)

粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて粉にひきやすいとうもろこし

主な原産は南米の高原地帯

粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて、実がくだけやすく断面が粉状になるのが特徴です。
含まれているデンプンの多くがしなやかで濃度の薄いものであるソフトコーンは、粉にひきやすい種類といわれています。

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