とうもろこしの成分

組み合わせて栄養価値を高める

とうもろこしの成分

おいしく栄養価値も高いとうもろこし

野菜として利用されるのは、胚乳(はいにゅう)に糖分の多い、スイートコーンと呼ばれる甘味種です。
とうもろこしのたんぱく質は、必須アミノ酸のリジンが少ないのが特徴。そのため、リジンを多く含む肉や卵、乳製品、大豆製品などと組み合わせると、たんぱく質の栄養価値を高めることができます。
コーンポタージュやコーンスープ、オムレツの具材などに適しています。
とうもろこしを使ったレシピをみる
「コーンスープ」の作り方

老化抑制効果、美肌効果

ビタミンEを多く含むごまやカボチャ等との食べ合わせは、強い抗酸化作用による老化抑制効果、美肌効果が高まります。

主な栄養成分と効果

ビタミンB1 糖質がエネルギーに変化する際、必要な補酵素の役目を担う。
ビタミンB2 脂質の代謝を促進。皮膚・髪・爪の再生に関わっており、有害な過酸化脂質を分解する効果がある。老化抑制・美肌効果に欠かせない栄養の1つ。
ビタミンB6 たんぱく質の代謝に不可欠。脂質の代謝も助け、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐために必要なビタミン。
カリウム 浸透圧を維持しナトリウムによる血圧上昇を抑制する。 筋肉の働きをよくするなどの効果がある。
食物繊維 排便をスムーズにして、体内の有害物質を吸着させ、排出させる効果がある。便秘の予防・改善に役立つ。

野菜としてのスイートコーン

栄養豊かなとうもろこし

とうもろこしは穀物としての乾燥コーンと、野菜としてのスイートコーン(未熟)の両面を併せ持っています。
乾燥コーンは、米や小麦と並ぶ三大穀物の1つで、たんぱく質や脂質、炭水化物を多く含みます。
胚芽(はいが)の部分にビタミンB1・B2・Eなどのビタミン類などのミネラルを含み、たんぱく質を構成するアミノ酸には、疲労回復効果が高いことで知られるアスパラギン酸、脳の機能を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンを含んでいます。

食物繊維が豊富で大腸がん予防に!

食物繊維が最も多く含まれるのは、粒皮の部分。
水に溶けない不溶性の食物繊維が大半を占めているので、排泄を促して腸内環境を健全に整える作用から便秘改善に役立ち、大腸がん予防にもなります。

粒皮の部分は固くて消化が悪いため、冷たい飲み物と一緒に摂らない方がよいでしょう。

アレルギー情報

小麦アレルギーのある方はトウモロコシアレルギーに注意

小麦アレルギーのある方は要注意!

とうもろこしは、同じイネ科穀物である米や、小麦、粟(あわ)や稗(ひえ)などと交差抗原性が高いため、小麦アレルギーのある方などにアレルギー症状を出現させることがあります。
トウモロコシアレルギーの発症例は非常に少ないのが現状です。
しかし、とうもろこしはポップコーンや冷凍とうもろこしをはじめ、コーンスターチやコーンスナック菓子など多くの食品にも利用されているため、小麦アレルギーなどを持っている人は注意が必要です。


とうもろこしのひげは血中のカリウムの量を減らす働きがある

お子様に母乳を与えている方

とうもろこしのひげは、血中のカリウムの量を減らす働きがあり、お子様に母乳をあげている方などは取らないほうがいいと言われています。

薬を飲んでいる方

ハーブ茶は一緒に飲まない方がいい薬があるので、他に薬を飲んでいる方はひげ茶などを飲まれる前に、医師にご相談ください。

とうもろこしはどこで買えるの?という方必見!販売店の紹介

トウモロコシノセカイでは、インターネットでとうもろこしを購入できるサイトをご紹介しております。

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